例えば日本では一般病院のベッド１００床に対して医師数は１３人、看護師は４４人以上が施設基準ですが、アメリカでは医師は７２人、看護師は２２１人にもなり、アメリカでは日本の５．５倍の医師と、５倍の看護師が必要になります。

そりゃあ高くなりますよね。
あと、アメリカは訴訟大国です。

「医療過誤危機」「防衛医療」これらの経費がかさむという要因が、医療費高騰のもう一つの理由です。

　”世界に冠たる国民皆保険”

日本の国民は、実にすばらしい保険制度を甘受されているのです。

ではなぜ、アメリカは今まで、医療保険改革に乗り出さなかったのか？

一番の理由は、政財界と民間保険会社との癒着でしょう。
そして、一部の国民が保険料が高くなることを望んでいないから。

「高負担・高福祉の北欧モデル」はアメリカの実情には合わないということですね。

もちろん、日本もですが。